
新年明けましておめでとうございます。
3 年ほど、COVID-19 の影響により、私たちの生活も振り回され、経済活動も停滞しがちでした。しかし、ワクチン、治療薬の開発、治療方法など、COVID-19 への対応が見えてきたことから、ウィズコロナの生活様式に変化し、これからも大きく対応が変わってくると思われます。
大変厳しい環境ですが、「災い転じて福となす」という言葉のように、COVID-19 にただ困っている時期は過ぎて、この環境で、それぞれの法人が成長していくにはどうしたらよいか? に向かい、ポジティブな考え方が、今、必要とされていると思います。
会員各位の企業活動におかれましても、大変ご苦労されていらっしゃると思いますが、何も見えないCOVID-19 に振り回される時期は終わり、2023 年は、私たちの置かれている環境をよく見て、どうしたらよいか考え、新たな経営に取り組む時だと思います。
今回、行政ではたくさんの補助金制度で、急変で困っていた私たちを経済的に支援してくれました。皆さんもご存知のように、これらの原資は税金と国債です。言葉を変えるなら、未来からお借りした補助金で、これから返済していかなければならないことを忘れてはなりません。
会員各位の企業が、地域社会で成長し、利益を出すことで、それらを返済できると考えることができます。
上田法人会も、会員各位、地域の皆様とともにスクラムを組んで、子孫たちに迷惑をかけないためにも、税制改正要望、地域社会への貢献、インボイス制度の説明など税への理解推進事業を展開していく所存でございます。
そのためにも、同じ地域の会員各位と共に、お互いに良い影響を与え合い成長していくため、多くの会員の事業への参加、ご協力を賜りたくお願いすると共に、皆様にとって良い年になることを祈念申し上げ、年頭の御挨拶とさせていただきます。
一般社団法人 上田法人会
会長 出田 行徳